59才から始める喫茶店

59才になって起業しようと考えてます。

ふつうの女性がカフェを開いて 10年続ける方法

上記のタイトルの本を読みました。

アパレルの営業職をしていた35歳の女性が、会社の運営方針に我慢できなくなって、サンドイッチカフェをを開業し、13年継続させたノンフィクションです。読みやすい文章で一気に読み通せました。良い本です。

参考にできる部分を箇条書きに抜き出してみます。

・安売りはしない。商品に自信があるのなら、高くても客はついてくる。実はJMTパンの値段が高すぎるのではないかと懸念してましたけれど、その懸念は払拭されました。

・メニューは店のコンセプトに合ったものに限定する。メニューは増やせばいいというものではなく、店のコンセプトにあったものにする必要があります。筆者はサンドイッチカフェなので、客が望めばレバニラ炒めを出すのは違うと言ってます。

・オーナーも休む必要がある。オーナーも人間なので週1で定休日を設けて、身体を休める必要があります。

・店の清潔を保つ。店内やショーケースだけでなく、看板は汚れてないかとか、店の前に出した観葉植物は傷んでないかとかまでに、気を遣う必要があります。

・客の目線で見る。筆者は月に一回は客として店を点検します。立って接客するスタッフと、座っているお客さんとでは視線も違います。カウンターに置いたエスプレッソマシンが圧迫感があると気づいたそうです。

・売上にマイナスになる客は断る。迷惑行為を掛ける客や、常連だからと言って特別のメニューを出すようせがむ客などは丁重にお断りする必要があります。

全体に女性ならではの丁寧かつ繊細な運営や接客が、結果的には売上を伸ばすことに繋がることが分かりました。この部分は大いに見習いたいと思います。

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